YOHEI NOGUCHI

みなさまこんにちは。

本日は北欧サーミ族の伝統的なアクセサリーに魅了されたデザイナー YOHEI NOGUCHI さんが手掛けるアクセサリーをご紹介致します。

サーミ族はラップランドとよばれる、北欧スカンジナビア半島の最北部に位置する、北極圏の中心に住んでいるトナカイ遊牧民。
厚い毛皮のトナカイとともに、季節ごとに移動しながら、極寒の自然の中で狩猟や遊牧を行なってきました。

そんな貴重なトナカイの革や角、そして、サーミ族が装飾で使用するピューターワイヤーを使用した本格的なアクセサリーの材料は
全てスウェーデンから輸入しています。

現地の伝統的な制作方法やデザインをベースに、日本の伝統技術である水引や組紐を取り入れ
パールやクリスタルなどの新たな素材をあわせることで独自のアクセサリーを生み出している NOGUCHI さんのアクセサリー。

経年変化によりピューターワイヤー（錫糸）は酸化し少しくすんだ色味になっていきますが
柔らかいワイヤーの表面が潰れてくることで、その部分に輝きが生まれます。

トナカイのレザーはキメが細かくしっとりとした手触りで非常に柔らかいため、
長年着用していると手の油分で色が濃くなっていき、腕に馴染み自分だけの形になっていきます。


使う人の生活に合わせて、アクセサリーがその人特有の味を生み出し、その人だけの価値あるものに変化していく。

その美しさを手に取っていただいた皆様に味わっていただけたらと思います。